先日、オカンの記事が朝日新聞に掲載された。
ある日、オカンから連絡があり、
「私の記事が新聞に載るかもよ~」 とな
「なんや。大阪の面白いおばちゃんで紹介されるんか?」
「アホ!戦争の記事や!」
うーん。どうやら今回はまじめな話のようだ・・・(笑)
うちのオカンは中国からの引き揚げというのを小さいころから聞かされていた。
おじいちゃんが満州鉄道で働いていたことに起因する。
帰国時、危うく迷子になりかけて残留孤児になりかけたことなどいろいろ聞いていた。
今回の記事掲載のキッカケは、
2年前くらいに娘が戦争のことに興味を持っていろいろ祖父母に話をねだっていたことがあり、
それを機にオカンも記録としてまとめておこうと思い始めたのが発端のようだ。
「今回の記事を登校できたのも、マオ(娘)のおかげやで。」とはオカン談
今回の記事は、オヤジの勧めもあって、
オカンが原案をまとめ、オヤジが添削指導した上で、朝日新聞に投稿したらしい。
後日、朝日新聞社から電話があり、掲載候補に挙がった旨を知らされたそうな。
掲載が決まってからは、さらに朝日新聞による文章の校正が入ったそうだ。
その際、新聞社のほうで当時の事実を調べに調べ尽くしていただき、
掲載記事が、よりリアルに正確になるよう、尽力してくれたそうだ。
当時のことで、オカンが知りえなかったような事実も調べ尽くしてくれたそうだ。
さすがは新聞社だ。と思った。
なにわともあれ、
オカンの記事が新聞に掲載されたことに
息子としては嬉しく思い、両親に敬意を表したい。
後日、オカンから娘にお礼の電話が入って、長電話になったことは言うまでもない・・・(笑)